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2007年5月24日 (木)

切り捨ての改革

キーワード
構造改革、地方、弱者、切り捨て、バブル崩壊、不良債権、竹中、小泉改革

右のカラムの推薦図書にも挙げさせて頂いた内橋克人氏の、神戸新聞での論説を拝見する。

日本の産業構造の変化、地方へのばらまき政治、バブルとその崩壊、これら約 30 年の経過の後、地方、高齢者などの弱者が、数も増え、目に見えるようになってきた。政治の結果として生まれたものに、政治は手を差し伸べず、政治は責任を取らない。

バブル崩壊後の不良債権処理では、国民が、特に弱者ほど大きい負担で、ツケを払った。バブルで踊った人たちは、儲かった人も、金を闇に流した人も、そのまま逃げおおせた。竹中元経済財政担当大臣は、銀行の不良債権処理という面では功績を残したが、責任者を追求することはなく、国民に負担を負わせ、それは、小泉改革とともに社会階層の固定化と格差拡大という置き土産を遺した。

---------- 以下引用 ----------

神戸新聞 2007.5.21 ( 月 ) 朝刊 1 面
21 世紀の針路
真の「地方再生」とは何か
夕張の破綻に踊らされるな
客員論説委員 内橋克人

景気対策の名でうたれた公共事業はその最たるものだ。九〇年代不況下、公共事業の75%までが地方白治体の実施に負っていた。国から協力を要求された全国の自治体は、財源を主として起債でまかなうほかになかった。国の指定さえ受ければ、自治体の借金であるはずの地方債も、いずれ地方交付税の増額という手法で充当してもらえる。地方はこの好餌に釣られて不況下にハコもの(建造物)、スジもの(道路)、ヒラバ(地方空港)づくりに精を出した。

追い詰められる地方財政の詳細を検証すれば、国の「浪費の代行」を強いられた地方自治体、その仕掛けとしての「集権型財政制度」のからくりを見抜くことができる。

---------- 以上引用 ----------

夕張は、地方切り捨てと負担増を国民にあきらめさせるスケープゴートなのかもしれない。

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参考資料

切り捨ての改革資料 http://sword.txt-nifty.com/library/2007/05/post_5635.html

道標主人 | 2007-05-24 01:16 | 経済・政治・国際 | | コメント (0) | トラックバック (0) | Top

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