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2006年11月23日 (木)

神戸市の倒産危機

キーワード
神戸市、医療産業都市、財政危機、神戸株式会社、神戸市立中央市民病院、移転、再編、統合、神戸空港

神戸空港が単体で黒字になることはないだろう。ポートアイランド 2 期には空き地がいっぱいだ。

実は財政危機の神戸市。空港に投資し、先端医療産業に市民病院を差し出してまで投資し、高度経済成長時代の神戸株式会社の奇跡の再現を思い描いているのだろうか。

医療産業の企業の誘致を進めているという。これでポートアイランドと神戸空港の事業を一体として採算がとれるものにし、神戸市の税収アップにつなげる投資としたいのだろう。

そのために、中央市民病院を、市民のための公的医療機関から、先端医療産業が収益を上げる場に転換したいのだ。京都大学出身の代々の病院長が、これまた代々の神戸市長に吹き込んでいるところもあるだろう。泥臭い、救急や底辺を担う市民病院から、輝く最先端の医療センターにしたい。

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J-CAST ニュース 2006.9.7
『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)の2006年8月26日号の全国・市「倒産危険度」ランキングによると、神戸市が危険度第一位だった。財政再建団体への移行を決定した北海道・夕張市を押さえて、というのが、何とも衝撃的だ。
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経済誌『ザ・ファクタ』8月号では、「住民1人あたり潜在債務ランキング」で3位だった。こちらは、地方債残高、債務負担行為支出限度額などから、一人当たりの債務を計算している。
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神戸市が2006年8月11日に発表した2005年度決算見込みによれば、市債残高は復興基金の償還分を含めて1兆1,204億円。三位一体の改革で臨時財政対策債が減少し、前年度比で3,522億円ほど減らしたことになっているが相当な額であることには変わりがない。一方で一般会計の実質収支の方は約7,000万円の黒字。しかし、神戸新聞によれば、この黒字も財源不足を職員の給与カットや市有地の売却で補填しているため、実質的には約55億円の赤字だという。

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神戸市立中央市民病院は、2010 年にポートアイランド 2 期に移転し、先端医療のための病院に生まれ変わる。救急医療や、市民病院としての体制は維持するとしているが、病床数を大幅に減らし、その上、整形外科、生活習慣病などを神戸市立西市民病院に、神経難病を結核病棟を現有している西神戸医療センターに統合してしまうという。

整形外科がなくて、外科系、外傷の救急はどうするのだろう。病院の守備範囲の中心、内科のさらにど真ん中、生活習慣病を切り離して、どんな先端医療をするのだろう。

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神戸新聞 2006.10.21
神戸市立中央市民病院 入院機能の縮小検討
2010年度に神戸医療産業都市(ポートアイランド2期)に新築移転する神戸市立中央市民病院(神戸市中央区)について、同市が整形外科、神経難病などの入院機能を、同市立西市民病院(同市長田区)などへ移転する案を検討していることが、20日までに分かった。

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しかし、神戸市民は市長選挙で、現笹山市長を当選させ、神戸空港にも、中央市民病院の移転にも GO を出したのだ。

先端医療の病院の採算がとれるようになるには、神戸市民が生命と健康にもっと金を出さなければならない、健康贅沢をすることでもある。

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以下、参考資料、過去記事

神戸市の倒産危機資料 http://sword.txt-nifty.com/library/2006/11/post_20d9.html
神戸市の倒産危機資料 2 http://sword.txt-nifty.com/library/2006/11/_2_a8a5.html

中央市民病院の移転 http://sword.txt-nifty.com/opinions/2006/09/post_87a9.html

道標主人 | 2006-11-23 18:10 | 医療、社会保障, 経済・政治・国際 | | コメント (0) | トラックバック (1) | Top

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